富士山登頂!ご来光をみられた2017年夏VOL,2

富士山登頂!ご来光をみられた2017年夏VOL,2

7月 9 2017 - 4,スポーツと旅
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五合目からそろそろ六合目に入るころ。ふと見上げると、真上に見える葵ちゃん。

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ジグザグしている道なので、距離にするとかなり離れているが、傾斜がキツいため近くに見える。

この調子で、山小屋が近くに見えるため、すぐに到着してしまいそうなのに、到着しないから、見上げる度にがっかりする。

メンタルの弱い私は、高山病が怖くてスピードを上げられないし、空気が薄い感じがして、頑張る気になれずトロトロと登っていった。

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とは言え、下界には無い景色がなんともフォトジェニックで、こんな土も見えないところに根付く草花も、とってもアートに見えるし息吹を感じる。

以前、登山家のトークショーを聴きに行ったときに、その登山家曰く、極限の高所に行くと、生き物が存在できない環境になるから、においがなにもしなくなるそうだ。

どうやら命の活動には、においがあるらしい。確かに草花にも土にもにおいがある。土のなかにも微生物がいて、生命活動を続けているからだ。

生きているということは、生きる匂いがある。

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だいぶ上がってきたところで、富士山登山競走トレーニング中の男性が走り去っていく。

空気が薄いので相当苦しいはずなのに、過酷なトレーニングをなぜ、一人でやる気になるのかと心底関心してしまう。

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そして、一つ目の山小屋が近くなったころ。いよいよ急な斜面を登っていかなくてはいけない。

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ちょっとスピードを上げると、鼓動が激しくなり、息苦しくなるので、空気の薄さを実感。

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もうだいぶ標高が上がっているはず。そして到着したのは、トモエ館

ここは、一昨年も立ち寄った山小屋で、チャイとクリームパンを食べた。

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ここのクリームパンがめちゃくちゃ美味しくて、下山してからも、しばらくのあいだ同じ味のクリームパンを探し求めた。

マスタロ曰く、「別に普通のクリームパンだったから、下界のパン屋のほうが断然美味しいはずだよ。山の上で食べたから美味しく感じただけだ」と言われた。

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しかしこの日、二年ぶりに私の舌は正しかったと証明できた。

やはりここで食べたクリームパンは、普通のクリームパンでは無かったからだ。

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手作りパン工房サンクルーがトモエ館のために作っているという、幻のクリームパンだった(幻って書いてあった)

パン生地は、湯だねパンのようにモチッとしていて、クリームは余計な味がしなくて、きちんと卵で丁寧につくられた味がする。そして気温が低いので、クリームが冷たく固め。

書いているうちに、また食べたくなってきた……

トモエ館は七合目と八合目の二箇所にあって、クリームパンとチャイが飲めるのは七合目のトモエ館。

八合目のトモエ館ではあんパンが食べられる。あんパンの方は、葵ちゃんが帰り道に一人でさくっと購入してきてくれて、下山してから分けてくれた。

ちなみに富士山の山小屋では、休憩時も一定の金額以上の注文がなければ山小屋のテーブル席には、入れてくれない。

例えばトモエ館では、1品が400円以上でなければダメで、チャイとクリームパンで400円以上だったのだけど、1つあたりの単価は400円以下だったので、中には入れてもらえないというなんとも世知辛い。

まぁ少ない人数で運営しているから、休憩客まで世話をしていたら、宿泊客の世話もおろそかになってしまうので、利用客のハードルをあげておくことで、うまく運営できるのかも?

 

つづく

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