第22回 ロタ・ブルー・トライアスロン ルポタージュ 連載2

第22回 ロタ・ブルー・トライアスロン ルポタージュ 連載2

11月 10 2015 - 4,スポーツと旅
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2015年11月07日(土)ロタ島開催されたトライアスロンに参加。メンバーは、元帥こと井ノ上陽一さん と バッシーこと板橋力さんと3名で、5日~8日の三泊四日の遠征だった。

元帥は税理士さんで出版も何冊かされている。さらに人気ブロガーでそのPV数は月間60万、 RUNチーム「Admiral」・トライアスロンチーム「ポセイ丼」主宰。私との関係は、毎日ブログ更新を指南してくれた方で、共通の知人友人も増加中。

バッシーはIT及びコンサルティング領域を得意とする人材紹介会社の経営者で、私との関係は、ビジネススクールの2期先輩でトレイルランニングのチームメイト。何だかんだともう5年の付き合いになっている。

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さて本日は、昨日の続きで大会前日のトレーニング「宮塚英也 トライアスロンキャンプ」に参加ルポタージュである。

 

 

宮塚英也とは

アイアンマントライアスロンの最高峰レース「アイアンマンハワイワールドチャンピオンシップ」で日本人としてただ一人、トップ10入りを2度に亘って(1988年と1994年)成し遂げた凄い方だ。

アイアンマンレースとは、スイム 3.8km・バイク180km・ラン42.195kmと制限時間17時間でのアホみたいなレースである。

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宮塚さんは、参加者の皆からレジェンドと言われているけれど、恐れ多い感じは少しもなく冗談多め、テンション高い、こけおろしトークがうまく、鼻毛が出ている、かなり親しみやすい方だった。

 

大会前日のスケジュール

 

午前中は、宮塚さんのランニングレッスン1時間半→朝食→バイク組み立て→サイクリング2時間

午後は、試泳会場近くでランチ→試泳1時間→宮塚さんのスイムレッスン30分→ホテルに戻って→明日の説明会→夕食→翌朝は二時半起きのため早めに就寝

といった、大会当日なみのハードスケジュールだ。

 

 

ラントレからスタート

 

朝も7時に集合。参加者は20名ほどで、何だかやっぱり筋骨隆々気味で色黒なな輩たちである。

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「骨ラン」といって、宮塚さんが編み出しだトレーニング方法だと思うのだけれど、筋肉を使わない走り方で、長距離戦を走りきる極意なのだ。

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キャンプでは、普段のランでも使っていない変わった動きをしていて、皆はわりと真剣にやっていたけれど、私は大会前日に負荷をかけたくなかったので、不真面目気味に取り組んだ。それでも翌日はすっかり筋肉痛になっていた。

 

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ランの後に朝食を挟んで、その後に空輸をしたバイク組み立てをして、ロビーに集合だ。

レッスンで汗をかいてしまったので、冷えない様にテラス席で食事を取った。

元帥は、パンケーキにも味噌汁付きだった。

 

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バッシーパンク事件

バイクに乗り、ホテルから続く長い坂を下っていく。1キロほど走っただろうか、ようやく平坦な道に差し掛かった直後の出来事だった。

後方から「パン!」と風船を5つ同時に割ったほどの大きな音がして、驚き振り返るとその音はバッシーのタイヤから発したものだということが分かった。

レジェンド宮塚さんが、すぐに走り寄ってきて状況を見てくれたものの、応急処置すら出来ないことが分かると、バッシーは機転を利かせて、「皆に迷惑を掛けるので、自分を置いて行くように」と宮塚さんにお願いをしていた。

あとでこのバッシーの機転を宮塚さんが感謝していた。

バイク練習会に参加できなくなったバッシーは、ホテルに戻ってバスでスイム試泳会場にくることになった。

バッシーと別れを告げ、集団はまた走り出す。かなり早いスピードで私はすぐに息が上がってしまった。そして長い登り坂に入るともはや一人も見えなくなってしまうぐらいに集団から遅れをとってしまったのだ。

それもそのはず、このキャンプに参加した人たちの9割がミドルの距離で、勝つためのコース戦略確認のために参加していたのだ。

 

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走りに自信がないから、前日に足慣らしのために参加したのはおそらく私一人だったろう。

道はひたすらまっすぐなので、間違いようのない道だったが、それにしてもここで怪我をしても誰にも気付かれないだろうなと不安が過ぎる、登り坂なので怪我をするほどのスピードも出ていないのだけれど。

すると一人の見知らぬ紳士が坂を下り、迎えに戻ってきてくれた。

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ギアの調整、足の持ち運び方などを教えてくれて、行きの道のりはこの紳士がずっとサポートしてくれた。

 

 

元帥はいずこ

 

やっと思いで登り坂を制覇して、美しい高台に到着した。

元帥はいずこ?と見渡すと、丘の奥まったところで景色の撮影をしている元帥を発見した

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近くに寄って声を掛けると、

「こういう時に写真を撮りためるんですよー」と一眼レフを取り出し、ブログ用写真撮影をしている。

そして大変だった私に「大丈夫だった?」の労いの一言もない。置いて行くことが当然のような笑みまで浮かべている。

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さらに、立派なデジイチで、美しい背景で、写真を撮りましょうかと言ってもくれなかったので、私は一人寂しく自分のバイクだけを撮影した。

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絶景の場所で、キャンプ参加者全員の写真撮影

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撮影が終わって、試泳に向かう。今度は長い下り坂でスピードが出すぎて怖いくらいだった。ようやく海に到着して、バイクキャンプは終了となった。

結局36キロも走っていて、ほぼ本番と同じ距離を私は走ってしまったことになる。そして固いサドルに乗せていたお尻の限界になっていて、その痛みは明日に持ち越すことが確定してしまったのだった。

 

疲れたけれど今度はスイム

 

ランチを済ませると、大会参加者全員集合で試泳のためにグループ分けがなされた。

 

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泳ぎに自信がある上級、そこそこ泳げる中級、全然自信ナシ初級の3クラスの指定がされたが、なんと初級クラスに手を挙げたのは私一人である。

そして中級者が初級にも振り分けられて、20人ほどの人が集まり、さらにペアになって、二人ずつ海を泳ぐことになった。

なぜならレスキューはカヌーに乗っている二人のみなので、バディとなってお互いに安否確認しつつ折り返しポイントまで泳いでいくことが必要だったのだろう。

ところがバディを組んだ女性の泳ぎが上手く早く、しかもウエットスーツを着ていないために、遅い私を浮いて待っていることが一番ツラい状態だ。

ということでバディは速攻解散で、初級チームを率いる若者が、結果的に遅い私と集団が浮かんでいる場所とを往復させてしまうことになっていた。

その日は600メートルほど先に浮いているブイまで泳いで、戻ってくるコースだったのだが、波が高くてなかなか進まない。

うねりのないところまで行くのが私にとっては至難の業で、しかもまったく周りに人が居ないときもあり、何度もこのまま溺れてしまったらどうしようと不安になっていた。

そして400メートルほど進んだところで、ちょうど若者が戻って来てくれたので、陸地に戻ることを告げて、折り返した。

ようやく陸に戻って来たときには精神がやられていて、くたくただった。

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試泳が終わって、今度はレジェンド宮塚さんのスイムキャンプだ。

しかし36キロのサイクリングと800メートルのスイムでもう満腹で膨満感すら感じる状態、さらに海に入る気分になれなかったために、ここで参加終了。

ホテルまでの帰り道も、もう一度10キロバイクに乗れる状態でなかったために、バッシーに頼んで乗って帰ってもらった。まるでバッシーのパンクは私を助けるためにあったように思えた。

っていうか、このキャンプに参加した人凄すぎ、やり過ぎだろって感じだった。前日にほぼショートの距離をやって本番ではミドルの距離をやるんだから、変態にもほどがある。

 

それから後で分かったのだけれど、私とバディを組んだビキニの美しい女性は、女優さんで小松ミムルさんという方だった。どおりでおキレイなはずだわ~と納得。

 

一足先に部屋へ

 

戻ってバッシー部屋を覗くと、ベッドメイキング後だったので普通に戻っていた。

 

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続いて元帥のお部屋はというと

 

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ホテルの人は、この部屋の掃除はしなくちゃいけないし、でも勝手なことはできないしで、端っこに寄せるのが精一杯のサービスだったのだと思う。

昨日がこれだから、だいぶマシになっている。

 

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が、しかし、

見た目がよりゴミ捨て場になったと思う。

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トライアスリート、ワイルドすぎだろ

明日につづく

 

あとがき☆☆☆

やばい、自分でブログ作っていて、この惨劇を始めてみたときを思い出して、一人でお腹を抱えて笑ってしまった。

The Author