セミナー講師がやるべき、セミナー前後の仕込み

セミナー講師がやるべき、セミナー前後の仕込み

3月 17 2017 - 2,お仕事系
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私は教わるのが好きなので、セミナーなどは積極的に行っている。

教えることを生業としている人たちは、相当な時間とお金を投資して修得し、教えるときにもかなりの時間を使っているわけだし。

それをわずかな金額で教えてくれるのだから、そんなラッキーなことはない。

だから私は良さそうだと思うセミナーには、わりと躊躇しないで申し込む。

自己啓発系は、友人知人のオススメに参加する場合もあるが、勉強系は、自分で検索したり、ネットの広告で申し込んでしまう。

そんな感じでドンドン申し込むので、今年の1月~3月までは、もう13日間も埋まっていたから、けっこう多いと思う。

ここ10年ぐらいは、ずっとそんな状態なので、私みたいなのは「洗練された聞き手」と言えるだろう。

 

聞き手として、セミナー講師あるいは運営企業が取り入れた方が、良いのになぁと思うことを上げると。

  1. 開会前のアナウンスは、プロジェクターに映しておく(トイレ、休憩時間、飲食)
  2. 写真撮影OK!SNSシェア大歓迎!
  3. パソコンメモ禁止(これはメールで、前日のリマインド時に)
  4. 当日は、メモの書き方を教える(後述→紙面の使い方)
  5. 参加者の名前記載メモ
  6. 講師から、より有益な知識や情報を引き出すテクニックのアナウンス(拍手、相づち、腕組みについて)
  7. 参加者同士の共同作業(2,3人に分かれて、感じたことをシェアしてください)
  8. 終了後、資料を配布(参加費用によると思うが)
  9. 終了後LINE登録の案内
  10. 終了後の懇親会の案内(講師「僕も行きます」運営「え?行くんですか?」)

 

では、一つひとつ詳細を説明する。

開会前のアナウンスは、プロジェクターに映しておく(トイレ休憩時間、飲食)

これは、説明しなくても良いと思うけど、わりと飲食のOKなセミナーが多い。

とは言え、本当にオニギリとか食べているひとは少ないけれど、チョコレートなどのお菓子を食べているのはよく見かける。

夜のセミナーなどは、食べる時間なく駆けつけて、こっそり食べている人がいるので、そんな方にはちょっと優しいかも。

トイレにはご自由にどうぞという感じだが、最初に分かると、安心する人もいると思う。

 

写真撮影OK!SNSシェア大歓迎!

これも、開始前のプロジェクターに掲示しているセミナーがある。確かに宣伝してくれる方が近年は良いと思うので、ナイスアイデアだ。

今どきは友人たちが行った、買ったなどは一番広告効果があるので、次の集客に繋がるかも。

 

パソコンメモ禁止(これはメールで、前日のリマインド時に)

■持 ち 物:筆記用具やノートなどは各自ご持参ください。
※本セミナーについては、レジュメ、録画、録音の準備の予定はございません。パソコンはお持ち込みいただけますが、講義中はご使用になれませんので、ご参加者様によるメモのみの記録となります。必ず筆記用具、ノートをご持参ください。

と、会場の案内と共に明記してある。

で、上手いなぁと思ったのがこの次ぎ。

 

当日は、メモの書き方を教える(紙面の使い方)

パソコンメモNGの理由をきちんと説明してあげる。手書きの方が記憶に残りやすいとか(前頭葉の問題などと理論を付け加えて)

また、メモの取り方を伝授してあげる。

例えばあるセミナーでは、ノートの紙面を四分割にして書くようにと、教えてくれた。

実際は、書き慣れないので、けっきょくゴッチャになってしまったが、本講義とは関係のない知識で得した気分になった。

memo

 

参加者の名前記載メモ

講師が事前に、参加者の名前が記載されているメモを持っている。

これもなかなか良いと思った。だいたい、講義中に講師から声をかけられるのは、前方か講師と目が合った人。

でも、講師が持っているメモで、名指しで問いかけられるので、ボンヤリしていられず、しっかり聴くようになる。

 

講師から、より有益な知識や情報を引き出すテクニックのアナウンス(拍手、相づち、腕組みについて)

講師が一番話しにくいのは、参加者の反応が読めないときだと思う。

でもあるセミナーでは、講師を呼ぶ前に、司会がこう説明していた。

「講師をのせて、いつもよりたくさん話をさせて、より有益な情報を持ち帰ってください。そのためには、拍手、相づちですよ」って。

不思議と会場のノリは良くなるので、世の中素直な人は多いのだと思う。

腕組みに関しては、講師から冒頭に「腕を組むと心理的に講義内容が入り辛くなる」などの説明がある。

おそらく参加者がこれらを実行してくれた場合、講師が話しやすくなると思う。

 

参加者同士の共同作業(2,3人に分かれて、感じたことをシェアしてください)

これ、多くのセミナーでやっているのだけど、なぜそんなことをするのか?と説明をしていない場合がほとんど。

知らない人とは別に話したくない人もいるはずだ。少なくとも私はそのタイプ。

でもシェアする理由を言ってあげるだけで、ぜんぜん違う。

例えば、「人と自分の感じる部分は違う、それぞれがポイントだと思ったことを教え合うと、二倍の学習効果がある」

などと、何か理由を付け加えると、疑問は解消される。

 

終了後、資料を配布(参加費用によると思うが)

先に配ってしまうと、資料を読んで、講師の話を聞けなくなるし、メモを取らなくて、寝る人が増える。

後にもらうと、お得感がある(配布資料ナシと言っていたのに)

読み返すので、学習効果も高まる。

 

終了後LINE登録への案内

終了後にプロジェクターで案内する。

例えばLINEのQRコードを表示して、友達になってくれたら、お得な情報を受け取れます。先ずは、今回の講義資料のダウンロード先を送ります。

と案内。

しかもLINEの相手は講師っぽい。

講師が「登録したら、名前入れてくださいね。…おぉ、次々に熱いメッセージをありがとうございます」なんていう。

本当のところは分からない。講師がわざわざ自分のLINEを参加者に公開するとは思えないため、たぶん演技だと思うけど、演技でも親近感が湧く。

 

参加者のLINEをgetすれば、案内みてもらいやすい。

なぜかと言うと、参加者が自らの意思でアクセスして、登録したからだ。

勝手に送るメルマガは、ほとんど読まれていないと思われる(私は読まない)

 

終了後の懇親会の案内(講師「僕も行きます」運営「え?行くんですか?」)

終了後に懇親会が催されるセミナーがよくある。

私はたいてい申し込まない。だってそのセミナーの参加者がどんな人たちかも分からないし、事前申込はハードルが高い。

でも、行ってしまえば、講師も楽しい、参加者も良い人たちなんて場合もあるが、すでに遅し。懇親会不参加で申込をしている。

そんなとき、講師が「僕も行きます。皆さんもどうですか?」なんて声かけていく。

 

とあるセミナーで、オモシロかったのが、講師が「僕も行きます」と言ったら、会場の後ろでスタッフさんが、「え?行くんですか?」なんてビックリしている。

尽かさず講師が「今日は行きたくなりました」的な演技をする(たぶん演技)

そして講師もドタ参なのだから、参加者の方も気にせず、ドタ参してくださいと促す。

上手い!と拍手したくなった。

 

こんな感じで、色々なセミナーに行って、皆取り入れたらいいのになぁと思ったこと2017年版だ。

2017-03-17 13.34.32

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